【葬儀後の豆知識】死後離婚について

死後離婚が増えている理由

死後離婚が増えている理由の写真

死後離婚を希望するのは、女性が多い傾向があります。理由としては、夫の親族とのしがらみを終わらせることを望む、または、義両親の介護や扶養などする気がない、夫やその両親の墓には入る気がないなどです。その他にも、死後において夫との関係を終わらせたいという方もいます。その中の理由で最も多いのはしがらみを終わらせたいという方です。夫との仲は問題なくてもその両親や兄弟姉妹とは関係がうまくいかず、夫が生きている間は関係を保ってはいても、亡くなってからもその関係を続けていたくないと考えているケースが多いため、死後離婚をするという方が多いのも事実です。親族関係としてうまくいかないなら会わないようにすればいいだけではないかという方もいるでしょう。ですが、法事などでは参加しなければならないなど通常時、できるだけ接触を避けていてもつながりがある以上、顔をあわせコミュニケーションをとる必要性もでてきます。このような状況に関しても一切関わりたくないという方も多いということです。また、夫の両親が高齢になり介護が必要になる、親族が経済的に厳しい状況に追い込まれそれを支えるような状況になることもないとは限りません。夫側の両親や親族との関係が良好ならばそれほど問題にはなりませんが、良好でない場合には夫の死後も介護や扶養をするような状況は精神的にかなりのストレスを抱えることもあるため、姻族関係を終わらせることもあります。もう一つの理由、夫と不仲である状況の場合には、一緒の墓に入りたくないという方もいるため、その理由から姻族関係を終了するという方法をとるケースもでてきます。